平成10年10月5日(月) 朝日新聞(夕刊)

六代目立川文都   
立川談坊が襲名  
      
 立川流の立川談坊(38)=写真=が、このほど、真打ち昇進と同時に六代目立川文都を襲名した。  
 大阪出身。大阪学院大外国語学部を出て、立川談志に入門。十年前、米コロラド大学で「落語とは、日本人とは」のテーマで講演。テレビ、ラジオのリポーターとしても活躍してきた。現在も、NHK「ラジオ夕刊」のパーソナリティーを務める。ときょうを本拠地に、関西弁の落語を展開する変わり種として人気がある
 文都は元々、上方落語の名跡で、亭号は桂だった。五代目は1969年に死去した。新文都が関西出身ということも襲名に有利になった。

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